(2020-06-29 初稿 - 2021-05-11 転記・修正)
はじめに
先日、Youtubeデビューをしようかと思い、CT8500というアクションカメラを購入した。
CT8500は、2020年6月時点のAmazonで、売れ筋ナンバーワンの5,800円程度だった。
Yuoutubeデビューというのは冗談だが、年をとってからバイクに乗って撮影した映像を楽しもうという計画で購入した。
購入したCT8500は、解像度も高く、手ブレ補正もそれなりに効いてとてもコストパフォマンスが良い製品だった。
しかし、動画の保存形式がMOVファイルで、サイズが大きくて閉口した。
(2021-05-11 追記) 録音機能が低く、音も楽しみにする方は他の機種がよい。
ネットで調べてみると、MOVファイルをmp4に変更するだけで、ファイルサイズがかなり小さくなるとのこと。
実際、筆者の手元でも2GBを越えたMOVファイルが3分の1の700MB程度のmp4ファイルになった。
ここでは、変換するためのプログラム(ffmpeg)のインストールとbashスクリプトを用いた一括変換コマンドを紹介する。
なお、コマンドの使い方等は、以下のページを参考にさせていただいた。多謝。
実際に作成したbashスクリプトは、こちらのページとコマンドは異なるが、ほぼ同じになります。
- 動画ファイルからmp3を抜き出す（まだ転記していない）
準備
利用するプログラムはffmpegで、まだインストールしていない場合は、以下のとおりインストールする。
sudo apt-get install ffmpeg
変換方法
基本的な変換方法は、以下のとおり。
ffmpeg -i some_movie.MOV some_movie.mp4
ただし、Mac等の Quick Player で再生できない動画ができてしまうらしく、以下のとおりオプションを付けて変換する。
ffmpeg -i some_movie.MOV -pix_fmt yuv420p some_movie.mp4
ディレクトリ内のmovファイルを一括して変換
基本的なコマンドができたので、ディレクトリ内のMOVファイルを一括して変換する。
ここでは、bashスクリプトをmov2mp4というファイル名にした。
#/bin/bash # Written by H.Y 2020-06-21 # MOVファイルをmp4に変換する for f in *.MOV ; do [ -f "$f" ] || continue /usr/bin/ffmpeg -i "$f" -pix_fmt yuv420p "${f%.*}.mp4" ; done
適当なエディタで上記スクリプトを作成したら、以下のとおり実行権を付与する。
chmod +x mov2mp4
forループの最初の行で、通常のファイルでなければ、スキップ(continue)するようにした。
おわりに
筆者のメインマシンは、調べてみたら約12年前に購入したショップブランドのデスクトップPCだ。
上記のスクリプトを動かして変換すると、変換にかかりきりとなり、他の作業がほとんどできない。^^;
しかたがないので、新しいショップブランドPCを注文した。
結局、かなり高いアクションカメラの購入となってしまった。(-_-;)
まずは、debianを無事にインストールして、動画の変換や動画の編集(shotcut)ができるようになって、Youtubeデビューしようかと思っている。
いつになることやら…
