(2012-04-29 初稿 - 2022-12-19 転記・修正)
はじめに
先日、画像を整理していて、便利なコマンド「mogrify」を発見した。
「mogrify」は、linux等では昔から使われているimagemagickというパッケージに含まれている。
筆者は、これまで 同パッケージに含まれる convert は使っていたが、mogrifyは初めて知った。 (^^)
convertとの違いは、一括変換で上書きできるので、いちいちファイル名変更のスクリプトを書かなくても良い点だ。
ちなみに、googleドライブでは、2048×1536以下の画素数にリサイズすると、容量の制限なくアップロードすることができるようだ(未確認)。
インストール
ubuntu等debian系のディストリビューションでは、以下のコマンドでインストールする。
sudo apt install imagemagick
使い方(例)
あるフォルダの中のjpg画像を一括してリサイズする場合は以下のように行う。
mogrify -geometry 2048x1536 *.jpg
オリジナルの写真を残しておきたい場合は、リサイズする写真をコピーしてから、上記のコマンドを実行すること。
その他にも、便利な一括処理があるので、以下のコマンドで確認を。
man mogrify
おわりに
というこごで、mogrify 超便利だよ!!
参考
bashで、convertとforを用いた場合は、以下のスクリプトになる。
(ファイル名に[_s」を付けるようにした)
for f in *.jpg ; do convert-geometry 2048x1536 $f #{f%.jpg}_s.jpg ; done