(2020-07-12 初稿 - 2020-05-19 転記・修正)
はじめに
先日、息子が帰って来て、不要になった古いノートPCを置いて行った。息子にとっては古いものでも、筆者にとってはまだまだ十分使えるノートPCだった。このページは、Thinkpad E430にDebian 10(Buster)をインストールしたときのメモ。
Thinkpad E430 のスペック
[CPU] intel Core I-5 3230M
[Memory] 4GB
[Harddisk] HDD 500GB ⇒ 230GB SSDに換装
[GraphicBoard] CPU内蔵 Intel® HDD Graphics 4000
[Display] LED14.0型HD TFT液晶 (1,366×768ドット)、光沢なし
詳しくは、以下のLenovoサイトを参照のこと。
Debian 10(Buster)のインストール
Debian Busterからは、UEFIに対応しているが、BIOSを確認したところ、息子はWindows 8、10ともにLEGCYモードで利用していたもよう。
DebianでもBIOSのUEFIをLEGCYモードのまま利用した。
インストールした時期が2020年7月なので、Debianのバージョンは10.4で、いつものようにnetinst版をダウンロードしてインストールした。
- deian-10.4.0-amd64-netinst.iso
デスクトップ環境は筆者お好みのLXDEにし、インストールは順調に終った。
インストール後の設定
これ以降は、主にノートPCで必要なことのみを記載し、テスクトップ、ノートPC共有のことは、以下のサイトを参照のこと。超手抜き (-_-;)
バッテリー残量の表示
ノートPCなので、バッテリー残量が確認できると便利。
おおよその残量は、acpiをインストールして、以下のコマンドで確認できる。
$ sudo apt install acpi $ acpi -bi Battery 0: Full, 100% Battery 0: design capacity 3195 mAh, last full capacity 3394 mAh = 100%
acpitoolやupowerコマンドをインストールするともう少し詳しい情報が得られる。
また、パッケージをインストールしなくても、以下のファイルをcatすることで、詳しい情報を得ることができる。
$ cat /sys/class/power_supply/BAT0/uevent POWER_SUPPLY_NAME=BAT0 POWER_SUPPLY_STATUS=Full POWER_SUPPLY_PRESENT=1 POWER_SUPPLY_TECHNOLOGY=Li-ion POWER_SUPPLY_CYCLE_COUNT=0 POWER_SUPPLY_VOLTAGE_MIN_DESIGN=10800000 POWER_SUPPLY_VOLTAGE_NOW=12164000 POWER_SUPPLY_POWER_NOW=0 POWER_SUPPLY_ENERGY_FULL_DESIGN=38880000 POWER_SUPPLY_ENERGY_FULL=41300000 POWER_SUPPLY_ENERGY_NOW=41300000 POWER_SUPPLY_CAPACITY=100 POWER_SUPPLY_CAPACITY_LEVEL=Full POWER_SUPPLY_MODEL_NAME=45N1043 POWER_SUPPLY_MANUFACTURER=SANYO POWER_SUPPLY_SERIAL_NUMBER= 4745
お好きな方を。
スピーカー音量の調整
スピーカーの音量の調節は、「Fn+F3」(FnキーとF3キーを同時に押す)で、音量アップ。「Fn+F2」で、音量ダウン。
ディスプレイ輝度の調整
ディスプレイの輝度は、「Fn+F8」や「Fn+F9」で、を調整できなかった。
以前作った brt というshellスクリプトで、輝度調整を行うことができる。
必要な方は、ご覧になって。
おわりに
ThinkPadのキーボードは、キーストロークがノートPCの中では深く、また、キートップの感触も柔らかい感じなので、長時間のキー入力でも快適。
筆者の好みとしては、できれば、左下のFnキーとCtrlキーが逆の配列ならば、なお良かったなぁ。まあ、変更できるけど。
また、何か気がついたら追記する。
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