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激安のスマートウォッチ(itDEAL B16)を購入し、Google Fitでデータ管理、ダウンロードできるようにしてみた

(2024-05-27 初稿 - 2024-11-07 追記)

(2024-11-07 追記)

元々のベルトが装着しにくく、劣化してベタベタしてきたので、これまた激安のシリコンベルトに交換する記事をアップした。

(追記終了)

先日、旅行に行った際に、安物の腕時計を忘れてきてしまい送料を払うまでもないため、新たに腕時計を購入することとした。

新たに購入する腕時計は、普通の腕時計ではなく、最近みんながもっているスマートウォッチにしようと考えた。

もっとも、貧乏なので高いスマートウォッチを購入するつもりは毛頭なく、激安のスマートウォッチの購入を考えていたが、激安のスマートウォッチでも以下の3点については機能することを条件とした。

  1. スマートフォンを持ち歩かなくても歩数が計測できること
  2. 最近低下していると感じている睡眠の質を参考値でよいので計測できること
  3. 得られたデータは手入力ではなく、PCに取り込むことができること

なお、以下にスマートウォッチの使い方を記述するが、Androidスマートフォンしか持っていないため、説明は全てAndroidとなっているので、ご了承願う。

 

1. スマートフォンを持ち歩かなくても歩数が計測できること

毎日、健康のために歩数と体重を計測しているが、歩数を計測するために常にスマートフォンを持ち歩く必要があり、とても不便に感じていたため、スマートウォッチで計測できることを条件のひとつとした。

2. 最近低下していると感じている睡眠の質を参考値でよいので計測できること

最近、歳のせいか睡眠の質が低下しており、どのような運動や活動が睡眠に好影響を与え、逆にどのような行為が睡眠の質を下げているのかを知りたかった。

ただし、今回購入したスマートウォッチ(itDEAL B16)は、あくまでも医療機器ではないので、取扱説明書の「製品仕様」の注意書きに以下のと

おりに記載されているので注意して欲しい。

※本製品は医療機器ではありません。測定結果は医療診断や治療に使用しないでください。すべてのデータと測定結果は個人的な参考目的にのみ使用してください。

3. 得られたデータは手入力ではなく、PCに取り込むことができること

せっかくスマートウォッチやスマートフォンを利用するのに、得られたデータを手入力するのはあり得ない。

そこで、今回は、得られたデータはgoogle fitに集約し、fitからPCにデータをダウンロードすることとした。

購入したスマートウォッチ

スマートウォッチは、楽天で一番人気のスマートウォッチを以下から購入し、値段は2,975円だった(2024年5月時点)。

購入後、開封すると予想に反して、しっかりとした日本語マニュアルまであった。

開封したitDEAL B16

購入後、設定をひととおり終えたB16

スマートウォッチの準備

開封後のitDEAL B16は、以下の手順で準備する。

  1. リストバントの取り付け
  2. 充電  ……  添付のクレドールで約3時間
  3. GloryFitのインストール
  4. Bluetooth接続

他のアプリやBluetooth接続を経験したことがあれば、ほぼ問題なく準備ができると思うが、筆者が一番困ったのは、GloryFitのインストール。

GloryFitは、新規にユーザー登録しなくても、全ての機能が使えるので新規登録しないで「スキップ」(右上に表示)するが、困ったのは、次の性別の部分。

性別は、「男性」を選んだが、○に>の次へのマーク(画面下部中央に表示)がとても見にくく(筆者のスマートフォンだけかも…)、どうやっても次に進めなくて困った。

画面のスクリーンショットが無いので、示すことができないが、画面下部中央付近をよく見て操作を進めて欲しい。

スマートウォッチの機能

スマートウォッチの機能は、羅列すると以下のとおり。

【機能一覧】

「運動モード」、「状態」、「体温」、「心拍」、「血圧」、「血中酸素」、「スリープ」、「天気」、「音楽」、「メッセージ」

【その他の機能】

「ストップウォッチ」、「探せ」、「Alerm Clock」

【設置】

「ダイヤル」、「明るさ」、「情報」、「オフ」、「リセット」

全部説明すると長くなるので、以下のページで写真付きで解説してくれているので、気になる方はご覧になって。

Google Fitとの連携

GloryFitは、決して使いにくいアプリだと思わないが、体重の入力、ウォーキングやサイクリング、ランニング等のデータを一括して管理する場合はやや機能不足であり、その点ではGoole Fitの方が優れている。

このため、GloryFitとGoogle Fitを連携させ、Google Fitでデータを一括管理する。

なお、ここでは、お使いのスマートフォンには、既にGoogle Fitがインストールされているものとする。

1.GloryFitを起動後、「アカウント」を選択

2.「第三者提供アプリ」を選択

2. GloryFitの第三者提供アプリを選択

3.Google Fitを選択

Google Fitを追加

 

ペアリング完了

ペアリング完了まで行けば、ややタイムラグはあるが自動的にGoogle Fitのデータが更新されるようになる。

PCでデータをダウンロード

前項までで、itDEAL B16のデータがGoogle Fitで一括管理できるようになった。

ここでは、せっかく一括管理できるようになったので、FitのデータをPCに送る方法を示す。

なお、以下のページを参考にさせていただいた。

まずは、以下のサイトにアクセスする。

ダウンロードできるデータはたくさんあるが、とりあえずここではFitにチェックが入っていればOKである。

Fitにチェック

次に進み、「エクスポートの頻度」、「ファイル形式」、「ファイルサイズ」を選択し、「エクスポートを作成」をクリックすればGmailにデータのリンクが届く。

エクスポートの作成

データのリンクからダウンロードすると、「takeout-20240522T222958Z-001.zip」等のzipファイルが得られる。

得られたzipファイルを展開すると、以下の「Takeout」フォルダ内に「アーカイブ概要.html」とFitフォルダが得られ、そのうち「アーカイブ概要.html」をみると以下の説明書きがある。

含まれるデータ
Google Fit のデータ(ワークアウト、睡眠データ、歩数や距離などの日別の指標を含む)。
フォルダ構造
エクスポートには最大で次の 4 つのフォルダが作成されます。

  • アクティビティ: ワークアウトと、ランニングやサイクリングなどの自動的に記録されるアクティビティ。
  • 日別のアクティビティ指標: 歩数や距離など、各アクティビティ指標の 1 日の合計。
  • すべてのデータ: Google Fit のすべてのデータ(提供元別に分類)。
  • すべてのセッション: アクティビティや睡眠など、日誌に記録されたすべてのセッション。

Fitフォルダ内の「日別のアクテビティ指標」、「日々のアクティビティ指標.csv」を表計算ソフト等で開けば、日々の活動記録を閲覧することができる。

使ってみた感想等

まだ、数日しか使っていないが、バッテリーの持ちは8~12日とあるが、少なくとも筆者が利用した5日程度は十分に持つことがわかり安心した。ただし、Bluetoothで連携しているスマートフォンGPS等の利用増加等によるバッテリーの減りが速いことが認められた。

健康管理の一環として、歩数を計測しているが、これまでは歩数の計測にスマートフォンを利用していたので常にスマートフォンを持ち歩く必要があったが、itDEAL B16を付けていれば、スマートフォンに近づいた時にGloryFitやGoogle Fitのデータにデータが移行されるのでスマートフォンを持ち歩く必要性が減ったのは精神的にも楽になった。

気になっている「睡眠の質」については、まだデータが不足しており、これからどの程度の運動や活動が良い睡眠を導いてくれるのか、確認しながら検討してみたい。

以上、長々と記述したが、筆者と同様にitDEAL B16を購入した方の参考になれば幸いである。

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