ひゃまだのblog

ひゃまだ(id:hymd3a)の趣味のブログ

シニア用にRakuten Handを使ってみる

(2022-02-11 初稿 - 2022-02-12 追記)

はじめに

(2022-02-12 追記)

「簡単に電話を掛けられるように」で説明した「直接発信」ウィジェットから電話を掛けるとRakuten LinkではなくAndroid標準の電話から掛けてしまうため、課金されてしまう。

このため、Rakuten Link サポーターというアプリをインストールする対策を追記した。

(追記終了)

 

筆者の父は高齢で、これまでauの携帯電話(俗に言うガラケー)を使ってきたが、auガラケーも2022年3月末で終了とのことで、新しい携帯の契約をしなくてはならない状況となった。

au継続でも良かったが、筆者が昨年9月に楽天モバイルに変更し、安く利用しているので、父にも楽天モバイルを利用してもらうことにした。

父はガラケーのときから、筆者と筆者の妻、筆者の姉の3人にのみ電話ができ、掛かってきた電話を受けることができない。このため、できるだけシニア向けで簡単なスマホを探したが、楽天モバイルでは欲しい機種が売り切れで、小さく持ち運びしやすいRakuten Handを購入した。

楽天モバイルでは、Hand本体を12,980円(要確認)で販売しており、Rakuten Linkで10秒以上通話すると全額ポイントで戻ってくる。

このスマホに変えて一番良かった点は、サイズも小さく軽いため、電話が掛けられない状況でも、最悪持って出掛けてくれれば、現在地情報の共有で父の居場所がわかることである。

f:id:hymd3a:20220211193253j:plain

購入したRakuten Hand(アイコンは3つのみにカスタマイズ後)

【必要な機能】

  • 筆者、筆者の妻、筆者の姉に電話が簡単に掛けられること
  • 位置情報を共有し、筆者らに居場所が特定できるようにすること
  • フォント、アイコンを大きく表示できること
  • 不必要なアイコンは表示させず、誤動作を防げること

購入前に必要なこと

Android端末なので、Googleアカウントを作成する。

また、当然、楽天IDも必要なので申込み前に作成する。

なお、楽天IDを作成する際に、クレジットカードの入力を求められるが、本人のクレジットカードでなくてもIDは作成できる。ちなみに、今回の父の楽天IDは、筆者のクレジットカードで作成した。

購入前の設定については、他所を参考に設定して欲しい。

購入後の設定

購入後は、添付のマニュアルのとおりに、「スマホの初期設定」、「楽天回線の開通」、「Rakuten Linkの設定」を行ったが、マニュアルどおりに行っただけなので、ここでは省略する。

フォント、表示サイズの変更

アプリ一覧の「設定」→ 「ディスプレイ」→ 「詳細設定」→「フォントサイズ」 → 「最大」に設定。

同様に、「表示サイズ」 → 「大」に設定。

デスクトップのアイコンの削除

デスクトップのアイコンは誤動作のもととなるので、削除した。

ただし、Googleの検索窓は、ウィジェットでもディスプレイの設定でも削除できなかった。削除方法をご存知の方は教えてください。m(__)m

簡単に電話を掛けられるように

(2022-02-12 追記)

後述のウィジェットの「直接発信」で電話を掛けるとAndroid標準の電話から掛け課金されてしまう。

このため、Google PlayからRakuten Linkサポーターをインストールする。

設定は、以下のサイトが詳しい。

筆者が試したところ、「オーバーレイ表示」が必要とのことだったので、以下のサイトを参考に設定した。

簡単に設定方法を書くと、「設定」→「アプリと通知」→「詳細設定」→「特別なアプリアクセス」→「他のアプリの上に重ねて表示」で、「表示できる ON」にすれば良い。

(追記終了)

前述のとおり、父はスマホや携帯からは、筆者と筆者の妻と筆者の姉にしか電話を掛けられない。このため、上記3箇所に簡単に電話を掛けられるようにディスプレイにウィジェットを配置した。

ウィジェットは、ディスプレイを長押しし、「ウィジェット」から「連絡帳」「直接発信」を選択し、発信先を選ぶことでできる。

Rakuten Linkで電話をするように

デフォルトの電話機能で、Rakuten Linkは選べなかったが、気休めかもしれないが、Chromeで適当な電話番号を選択し、Rakuten Linkで掛ける選択を「常に選択」した。

位置情報の共有

スマホにして一番良かった点は、位置情報の共有である。

父はよく散歩に出掛けるので、万が一転倒して電話が掛けられない状況に陥っても、位置情報が共有できていれば、探しに行くことができる。

事前に、位置情報を共有したメンバーのメールアドレス等をGoogleコンタクトに登録し、以下のヘルプを参考に設定した。

また、位置情報の共有は「無効にするまで」を選択しないと、時間の経過とともに切れてしまうので注意する。

まだ、使い始めて間もないため、バッテリーの消費等わからないが、スマホに変えて一番便利な機能だと思う。

おわりに

世の中デジタル化が進み、高齢者にとっては住みにくい世の中になってしまった。携帯キャリア各社も、もう少し高齢者が最初から使いやすいスマホを販売してくれると助かる。

関連ページ