(2023-01-11 初稿 - 2023-01-12 追記)
Arch LinuxをRaspberry Pi 3B+にインストールして、英語環境だがコンソールでの作業ができるようになった。
上記のページを書いたときには、有線LAN(Ethernet)接続だったが、足が寒くてこたつで作業がしたくなったので、無線(Wi-Fi)に変更することにした。
このページは、まだX環境をインストールしていないArch Linuxを、CUIで無線LAN(Wi-Fi)につなぐ方法を記載する。
なお、このページは以下のサイトを参考にさせていただいた。
まずは、インターフェイスを確認する。
$ iw dev (前略) Interface wlan0 (後略)
wlan0であることが確認できた。
続いて、アクセスポイントのSSIDとパスフレーズの暗号化を行う。
# wpa_passphrase "SOME-Point" "MYACESSPOINTwifi" > /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant-wlan0.conf
wpa_supplicant-wlan0.confには、平文のパスワードも書かれているので、書かれている行を消す。
# vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant-wlan0.conf
network={ ssid="SOME-Point" #psk="MYACESSPOINTwifi" <--- この1行を消す psk=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx }
起動時から使えるようにsystemctlで変更。
$ sudo systemctl enable wpa_supplicant@wlan0
筆者は、Wi-Fi接続でも、固定IPで利用したかったので、以下のファイルを作成した。
# vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant-wlan0.conf [Match] Name=wlan0 [Network] Address=192.168.xxx.xxx/24 Gateway=192.168.xxx.xxx DNS=192.168.xxx.xxx DNSSEC=no
xxxの部分は、お使いのネットワークによって変更する。
変更後、再起動。
再起動したら、以下のコマンドで確認。
$ ip a
wlan0が目的のIPアドレスになっているか。
$ sudo systemctl status systemd-networkd $ sudo networkctl status wlan0
上記のコマンドで、電波の状態なども確認できる。