(2023-01-13 初稿 )
これまで、Raspberry Pi 3B+にArchLinuxをインストールし、コンソールと無線LAN(Wi-Fi)の設定を行った。
ArchLinuxには。AUR(Arch User Repository)というコミュニティによって運営されている豊富なライブラリがあるが、pacmanコマンドでは利用できない。
このため、AURを使えるパッケージマネージャ(AURヘルパー)をインストールする必要があるが、本ページではAURヘルパーとして paru をインストールする。
なお、インストールは以下を参考にさせていただいた(というか、そのままなので (^^ゞ)。
パッケージのインストール
$ sudo pacman -S --needed git base-devel rustup
rustの設定
$ rustup default stable
paruのインストール
$ git clone https://aur.archlinux.org/paru.git $ cd paru $ makepkg -si
使い方は、基本的にpacmanと同様。ちょっとオプションがスッキリしてシンプルに使えそう…
以下に、主な使い方を載せているので参考までに。
paru hogehoge #パッケージhogehogeをインストール。 paru #システムのすべてのパッケージを更新 paru -Sua #AURのパッケージのみを更新 paru -Qua #AURで更新があるパッケージを表示 paru -G hogehoge #hogehogeのPKGBUILDや関連ファイルをダウンロード paru -Gp hogehoge #hogehogeのPKGBUILDを表示 paru -Gc hogehoge #hogehogeのAURコメント欄を表示 paru --gendb #gitパッケージを追跡するデータベースを生成 paru -c #不要なパッケージを削除 paru -Scc #キャッシュや不要なリポジトリを削除