(2025-02-18 初稿)
先日、とても軽いWindow Managerであるi3 wmのことを知り、少し古いPCで快適に使えるのではないかと思い、Amazonで中古品のThinkPad T470を衝動買いをしてしまった。なんと値段は、3万円を切る安さだった。
2017年2月発売の第7世代(CORE i5)CPU搭載で、OSはWindows 11proで、Office 2019までインストールされている筆者の所有しているPCの中ではスグレモノだ。
この記事では、このT470をDebianに変更するまでを記述する。
と言っても、実はまったく問題なくインストールできてしまったので、書くことがないが… (^^ゞ
今後は、お試しでインストールしたLXDEをi3 wmに変更し、さらに使いやすいノートPCにする方法を記述する予定。
購入直後の写真とスペック
まずは、写真とスペックを表示。
Debianインストール直後の追加インストールと設定
Debian bookworm(12)のインストールは、全く問題なく終了したが、インストール直後は、いつも概ね以下のことをやっている。
sudo:まずはsudoをインストールして、一般ユーザでもインストール、各種設定ができるようにする。
openssh-server:インストール中でもサーバをインストールできるが、万が一インストールしてない場合は、すぐにインストールする。これは、sshを用いて、各種設定ファイルをコピーし、作業環境を整える
vim-gtk3:別にGvimでなくても良いが、使い慣れたエディタをインストール
google-chrome:ブラウザはchromeを使うことが多い
MEGAsync:以前はDropboxを使っていたが、インストール台数の制限等があり、最近はもっぱらMEGAsyncで各PC間のファイルの同期を図っている
tailscale:特にノートPC の場合は、持ち運ぶことが多いため、tailscaleをインストールして自宅のPC等にアクセスしている
ThinkPadの便利なところ
筆者が確認したDebianでも使えるThinkPadの便利なところ。
・ポインティング・スティック(赤ボタン)があるところ
・ズームが、便利 (TrackPointボタンの真ん中とCtrl+ポインティング・スティック)
便利なポインティング・スティックとTrackPointのおかげで、マウス無しの活用に取り組んでいる。
ちょっと残念なところ
Fn と Ctrl キーの位置が残念
この位置が唯一の不便だったけど、さすがThinkPad、BIOSでキーの入れ替えができるようになっている。早速、BIOSで変更してすべて快調になった。
中古のバッテリーが残念
購入した中古の状態にもよるが、バッテリーがヘタってきており、acpi -biコマンドで旧と新のバッテリーを比較すると以下のとおり。
hoge@fuga: $ acpi -bi (古いバッテリー) Battery 0: Not charging, 97% Battery 0: design capacity 1906 mAh, last full capacity 938 mAh = 49% Battery 1: Not charging, 0% # 死んでる
hoge@fuga: $ acpi -bi (新しく購入したバッテリー) Battery 0: Not charging, 99% Battery 0: design capacity 1907 mAh, last full capacity 938 mAh = 49% Battery 1: Charging, 100%, until charged Battery 1: design capacity 1892 mAh, last full capacity 1875 mAh = 99%
おわりに
ThinkPadはDebian等LinuxがインストールしやすいPCであるとは聞いていたが、筆者もかれこれ数台のノートPCにインストールしてみてトラブったことはない。
これから、Windows10のサポートが終了することになるので、安い中古品を購入し、Debianをインストールして活用するのも良い考えかと思う。
次回からは、インストールしたLXDEを、i3 wmに変更する予定。