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LXDEでログイン時にスクリプトを実行する

(2021-10-06 初稿 - )

 

筆者は、以前から決められたことをきっちりこなすこと苦手としており、先日も朝弁当を注文するのを忘れて困った。

そこで、職場のPCに毎朝ログインするたびに弁当を注文したか確認しようと考えた。

試した環境は以下2つで、の記述はGTK+を利用している環境であれば、動作すると思われる。

最初に試したのは、~/.profile に書き込む方法

vi ~/.profile
(最後に追加)
echo "昼食の注文はお済みですか?"

もちろん、LXDEのグラフィカルログインなので、メッセージは表示されない。^^;

 

ネットで検索すると、Bash等のスクリプトからGUIでメッセージ等を表示するのは、zenityが便利らしい。

なるほど、便利そうなコマンドだ。

さっそく、以下のとおり。

vi ~/.profile
(最後に追加)
/usr/bin/zenity  --info --text "昼食の注文はお済みですか?" &

これでバッチリと思い、再ログインしたがメッセージは表示されず。(-_-;)

 

LXDEGUIログイン時にスクリプトを実行する方法が、以下のサイトにあった。

筆者が選択した方法は、以下のautostartに記述する方法

vi .config/lxsession/LXDE/autostart
(最後に追加)
/usr/bin/zenity --info --text 昼食の注文はお済みですか? &

再ログインすると、以下の画像のとおりバッチリ動作

f:id:hymd3a:20211006090143p:plain

Zenityのダイアログ表示

ついでに、ラズパイでも利用できる方法を調べたら、以下のサイトがあった。

やはりautostartに記述する方法を選択。

筆者のラズパイはBusterなので、上記サイトの以下の方法を利用した。

$ mkdir -p ~/.config/lxsession/LXDE-pi
$ cp /etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostart ~/.config/lxsession/LXDE-pi/
$ vi ~/.config/lxsession/LXDE-pi/autostart
(最後に追加)
/usr/bin/zenity --info --text 昼食の注文はお済みですか? &

 

ということで、無事昼食の注文を確認するコマンドが実行できた。

スクリプトとしては、非常にシンプルなものだが、zenifyという便利なコマンドを知ることができてよかった。なかなか便利なコマンドなので、更に知りたい場合は、「man zenify」で調べてね。

さてさて、これで昼食の注文を忘れることが無いと言い切れないところが筆者の… (^^ゞ

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