(2024-03-08 初稿)
職場のノートPC(Lenovo IdeaPad 1 14AMN7)にLinuxをインストールして欲しいと頼まれたので、Debianのインストールを行った。
このノートPCのネットワーク機器は、Ethernetは無く、Wi-Fiのみ。
Wi-Fiは、LenovoのWebサイトによると、RTL8822CE(RTL8852BE、どっちなのだろ(・・?) (後述のUbuntuでの認識は、RTL8852BEだった)。
筆者は、最低限のインストールを好むので、いつもDebian 12(bookworm)のnetinst版を利用させてもらっている。
いつもの様に、快調にインストールを進めたのだが、どうもWi-Fi機器を認識しない…
他のPCで、Web検索してGitやその他のドライバがあるのだが、いかんせんネットワークが使えないので、かなり不自由どころか、インストールもCUIでUSBを利用するのも困難な状況になってしまった。
そんな中で、Web検索中に以下のページを参照していたところ、以下の記述を見つけた。
インストールが完了した直後はWifiに繋げなかったので、
デザリングを使い、ターミナルでコマンドを打っていく。
(USBデザリングでWifiに繋いだスマホに繋ぐと便利!)
なるほど、そういう手があったか…
ということで、早速、試してみると、かなり便利。
スマフォをWi-Fiにつないでおけば、実質的にはパケットの消費が無くてドライバや各種ツールをダウンロードすることができる。
わがスマフォはAndroidだが、「設定」、「USBの設定」などと進めれば、「USBデザリング」の設定は簡単にできる。
で、問題のLinuxのインストールだが、Debianでドライバの更新などいろいろと試みたがうまくWi-Fi機器を認識させることはできず、結局、Ubuntuの22.04.4で問題なくを認識したので、今回はUbuntuをインストールして良しとした。
今後もLinuxインストール時にトラブルがあって、ネットワークが利用できない状況になったときは、スマフォのUSBデザリングを利用しようと思う。
どうしても、トラブルがあったときには慌ててしまって、デザリングを利用できるのを忘れてしまいがちなので、メモとして残しておく。